1985年8月30日 千葉県で生まれ、埼玉県で育つ。
長女で6歳下に弟が1人。
子ども時代はとっても怖がりで繊細で、歌や音楽、絵本やお話が大好きでした。
4歳からYAMAHA音楽教室に通ったのが唯一の習い事。
保育園時代から年下の子のお世話をするのが好きでした。
小学校時代は真面目な優等生で、学級委員や児童会役員を務めましたが、引越し友達ゼロでスタートした中学校生活で、田舎特有の雰囲気にうまく馴染めず浮いてしまい、いじめのターゲットになるなど、壁にぶつかります。
小学校から変わらず習っていたピアノの先生に、何も話していないのに心の揺れを演奏を聞いて言い当てられ、不安や葛藤に寄り添ってくれた経験から、音楽の非言語的コミュニケーションの可能性に気づくとともに、音楽療法という言葉に出会い、自分で調べて、私はこれをやるんだと心に決めました。
辛い時期、音楽への思いが自分を支えてくれていました。
そして、田舎から出たくて県内でも遠方の都内寄りにある、吹奏楽の強豪校の音楽コースがある県立高に進学。ピアノ専攻しながら、吹奏楽部でクラリネットも続け、全国大会や海外遠征も経験します。
音楽療法への思いはブレず、音楽療法が学べるということで決めた、昭和音楽大学音楽療法コースに進学。
同じ志の仲間に出会い、実習やボランティアで色々な現場を経験し、充実した学生時代を過ごしました。
卒業に向け、音楽療法を仕事にする難しさにぶつかり、専門知識を生かせる職種として、特別支援学校の音楽科教員になることを考え、東京都教員採用試験を受験し合格しました。
そして、肢体不自由、知的障害の学校を3校経験し、様々な子どもたちや保護者の方、先輩後輩同僚との出会いから、たくさんの学びや経験を得て、やりがいを感じていましたが、徐々に大きな組織の中にいるよりも、自分がやりたいことを独自に追求したくなって、2022年3月に退職。
子どもたちは、みんなそれぞれがそのまんまで素晴らしい存在。大人たちの務めは、その持って生まれた輝きが失われないよう、ますます輝くように子どもたちがのびのび生きられる環境をつくることだと思っています。
その思いから2022年5月、「にじのーと」をスタートしました。